Vintage Cloth

ヴィンテージ服地
比較的数量の多いものは1980年代後半から1990年前半のバブル期に輸入され、その後の不景気によって不良在庫になった輸入過剰品ですが、中には1960後半から1970年代前半に輸入された英国一流ブランドの超レア品も含まれています。
素材のクオリティーは最高級で色柄は変化に富み、単色中心の既製スーツとは根本的に違います。問題は補充が利かない事で、量産に向かないのは良いとしても、「サンプルと同じものを」と言われてもありません。
今のところ「レアだからと言う理由で価格が高い」ということはなく、どれも当時の価格より大幅に安いのですが、何しろ品薄なので今後の価格は不透明です。

紳士物服地でトップの一角を占めるブランドといえばスキャバル、ドーメル、ハリソンズなどですが、英国は紳士服地の本場なので、多くのブランドが林立しています。中でも、モクソン(Moxon)、マーティン・サンズ(Martin Sons&Co)、フィンテックス(FINTEX)、J&Jミニス(J&J MINNIS)などが有名です。多くは1800年代に創業され、現在も高級紳士服地を作っています。ヴィンテージなのでどれでも同一低価格で、仕立て上がり5万円台からと新着の国産服地で作るよりも安く、モッズ・スーツ、ブリティッシュ・スーツを作るなら絶対お勧めです。良いものはすぐに売れてしまうので、何着も「お取り置き」されているお客様もいらっしいます。
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