Rocker style suit
ロッカースタイルは1950年代にイギリスで始まったサブカルチャーで、バイクで疾走したためスラングでton-up boysとも呼ばれた（tonは前髪）。髪型はリーゼント、黒い革のライダース・ジャケットにジーンズ姿でGene Vincent、Eddie Cochran、Chuck Berryなどのロックンロールを好んだ。アメリカ合衆国では1953年に公開されたマーロン・ブランド主演の「The Wild One」が当時の若者に多大な影響を与え、その多くが自由なライフスタイルにあこがれた。
上の写真は2015年のRockers reunionのもので、1980年代からロッカーに対する再評価が行われるようになった。いずれにしてもモッズと拮抗対峙する反抗的なサブカルチャーであり、リーゼントヘアとロックンロール、革ジャンとジーンズ・スタイルが世界的に波及した事の源流である。
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