スーツの可能性を広げた秀逸作

お客様のMさんが一目惚れで「お取り置き」されていた生地で、何を作るの?と言うことになり「大体こんなかんじかなぁ…」とスマホで示された写真を基に作ったものです。

ベースは4ボタンのモッズスーツですが、試着した段階で「これはもうモッズとは言えないね。」と言うことになりました。極端なショート丈、ややルーズなボディーライン、フロントはセミスクエアカット、タックインでややゆったりめのパンツ等が特徴です。

メニューには「テクノポップ風」と書きましたが、正確には「らしく見える」だけで、全く似ていません。当時のものは肩幅が広く上着丈も長かったのです。何となくスクエアな雰囲気が似ているだけです。「ではこれを何と呼ぶのか?」は分かりません。とはいえ、新しいスーツの可能性を示した一品です。