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最近、レディースにメンズスーツが人気です。

このごろ急に女性客からのメンズスーツの注文が増えました。と言っても別にカレシやダンナのためではなく、自分が着るためにです。こんな時、大型店舗やメーカー直販店では「婦人服製造工程」に乗せるのですが、どうしてもソフトなボディーラインに仕上がります。そこでMAD-BITはメンズスーツのパタンを使ってレディースを作ることにしました。仕上がりは写真の通りです。ボディーは7号A体ですが、嫌な丸味もなくタイト・ショートに仕上がりました。ローライズパンツかタイトスカートのセットで5万円前後で作れます。「でも、そんなにうまく行く? 」 当然です、レディースは小型のメンズではありません。実はMAD-BITにはメンズに比べはるかに長い40年の歴史があるので、できる事とできない事を熟知しています。

スーツの可能性を広げた秀逸作

お客様のMさんが一目惚れで「お取り置き」されていた生地で、何を作るの?と言うことになり「大体こんなかんじかなぁ…」とスマホで示された写真を基に作ったものです。

ベースは4ボタンのモッズスーツですが、試着した段階で「これはもうモッズとは言えないね。」と言うことになりました。極端なショート丈、ややルーズなボディーライン、フロントはセミスクエアカット、タックインでややゆったりめのパンツ等が特徴です。

メニューには「テクノポップ風」と書きましたが、正確には「らしく見える」だけで、全く似ていません。当時のものは肩幅が広く上着丈も長かったのです。何となくスクエアな雰囲気が似ているだけです。「ではこれを何と呼ぶのか?」は分かりません。とはいえ、新しいスーツの可能性を示した一品です。

ウィルソン・ピケットの写真から…

某美術系大学のS先生のオーダーされたスーツができました。Facebookのコメントをそのまま掲載します。
「MAD-BIT.comでオーダーしたスーツができた! 実はフル・オーダーは、はじめて。ウィルソン・ピケットが着てた写真を見せて作ってもらった。何時着るんやって話もあるけど、とりあえず卒業式には着ます。」
( ウィルソン・ピケットの写真はモノクロだったのでフィルタを掛けています。 )

成人式の写真が届きました。

卒業後の活躍が期待されている美大生のお客様からFacebookのリンクが届きました。最近はミュージシャンのみならず、美術関係者のお客様も増えていて、お客さんと美術に付いて話す機会も増えています。モダン・アート、パンク・ファッション、フォト、建築、もちろんロック・ミュージックも。若いアーティスト達との会話は、話すこと自体が楽しいです。年を取って失うのは「夢」と「未来」ですから。大事なのは「過去を懐かしむオールディーズ」ではなく「共に未来を創造するモダニズム」だと心がけています。

お客様からの写真です。

先日和歌山からいらっしゃったお客様から写真が届きました。「昨日着させてもらいました! 評判も良くて最高でした! ありがとうございました^_^」との事でした。左のお客様は3ボタンのブリティッシュですがローライズ位置のバックルでやや着崩した感じに、右の方は正統派のモッズスタイルです。こうやって見るとドク・ホリデイとワイアット・アープみたいで、往年の西部劇「OK牧場の決闘」を思い起こします。

60年代を彷彿させるコーズ・スーツ

フランス、エレガンス社製の細畝コーデュロイで創ったモッズ・スーツです。ブルーグリンの色彩は数少なく貴重で独特の風格を作り出しています。ボタンも60年代の様に皮革製バスケットボタンにして当時のディティールの再現に努力ました。ハンティングキャップを目深に被るとワーキングクラス・モッズの再現です。

8-button Double-breasted Mod’s Suit

8ボタンでショート丈のダブルのモッズスーツが、思ったとおりに出来あがりました。色々な意味で大変だったのですが、納得の仕上がりです。ちなみに、このスーツはメンズなのですが、メンズのボディーでは着られないので、A体9号のレディースのボディーに着せています。ゆえにボディーラインが少し変化しています。一流ブランドのUKヴィンテージ服地使用、袖は本切羽5ボタン、袖型変更などオプション多数、贅沢に仕上げました。お客様にお渡しするのが何より楽しみです。